通関士講座 合格体験記｜柴田　佳乃さん

柴田　佳乃さん

通関士を目指したきっかけ

新卒の就職活動を通して貿易業界に惹かれ、日本の人々のライフラインを支えたいという志を実現するためにスペシャリストを目指したいという熱意が沸き上がったからです。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

仕事をしながら取り組む必要がある為、本格的にスケジューリングされた環境で、効率的に勉強を進めた方が良いと思ったからです。

ＴＡＣを選んだ理由・決め手

サイトに掲載されている時間割、合格体験記を参考にしました。実際に通うこと、前向きに頑張っていけそうだと想像できたことに由ります。

効果的な学習方法

授業で先生が教えてくださったテキストのポイント部分を中心に、ノート等に何回も書き起こしてインプットし、問題でアウトプットを繰り返していました。過去問題集は同じものを繰り返し、できなかった問題は周辺知識も含めて復習しました。また、テキストのサイズが小さい為、単語帳のように毎日欠かさず持ち歩き、隙間時間を活用して、手は動かさずとも勉強自体を習慣づけしていました。

受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

通関実務経験が無く初学であったので、慣れるまでにたいへん苦労しました。輸入申告問題では、時間内に申告価格計算まで辿り着けるどころか、最低限の貨物分類さえも終わらないような状態でした。授業、模試で問題を解く度に、自分だけができないと心苦しく感じましたが、めげずに試験の直前まで重点的に取り組みました。

仕事や大学などの講義と通関士試験勉強の両立法

仕事との両立という重荷に立ち向かうには、いかにリフレッシュさせ、モチベーションを最後まで維持できるかにかかっていると思します。私の場合は、自分が気持ち良く勉強できる環境を大事にしました。開放的な空間のカフェなどで勉強したり、大好きなコーヒーを飲んだりしながら、ひたむきに取り組みました。また限られた時間を大切に使い、隙間時間を積み重ねることが大きな力になりました。

ＴＡＣを受講して良かった点

先生が重要なポイントを、面白さを交えて講義してくださるので印象に残りやすかった点です。なによりも熱意をもって真摯に教えてくださるので、質問もしやすく安心して通うことができました。
教材に関しては、テキストのサイズが小さく、ポイントを絞って内容が記載されているので、毎日持ち歩くことができ、効率的に勉強できる点です。問題集も限定的ですが、ポイントが抑えられているので、TAC以外の問題には手を出す必要がないと思います。
オンラインホームルームについては、普段の授業では教わることのできない語呂合わせなどを伝授してくださる点、そして先生が心構えなどを、気持ちに寄り添って伝えてくださるのでモチベーションが高まる点です。

直前答練・全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

本番と同じタイムスケジュールで緊張感のある環境で練習する機会は、初学の方であればなおさら、慣れるためにはとても重要な機会だと感じます。時間配分を変えて試行錯誤してみたり、弱点を明らかにすることができる手段として活用できた点が良かったです。

これから受講する方への応援メッセージ

私は3科目目の通関実務がとても苦手で、正直なところ最後の模試においても合格点に達することができませんでした。仕事との両立も苦しく、悔しさで何度もくじけそうになりましたが、最後まであきらめずに駆けきりました。通関士になりたいという熱意のモチベーションが全てでした。寄り添ってくださった先生のアドバイに助けられ、こんなに頑張ったことはないだろうと、後悔はしたくないという全身全霊の思いでした。辛いことも多いと思いますが、心を強く尽力できますように。どうか頑張ってください！