通関士講座 合格体験記｜牛　欣麗さん

牛　欣麗さん

通関士を目指したきっかけ

昨年、現在勤務している商社に中途入社し、初めて「通関士」という資格を知り，貿易や通関に対する好奇心があって、通関業に注目するようになりました。 調べたところ、通関士資格は物流貿易業界で唯一の国家資格であり、高度な専門知識が求められ、 貿易業界で非常に役立つ資格で、転職や物流の仕事にとても有利です。 専門的な貿易知識を身につけたいと思い受験を決意しました。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

独学か受講かを考えていましたが、調べたところ、試験には専門的な法律から実務までの知識を学習する必要がある為、自分に対しては独学で専門的な法律知識を理解することは難しすぎると感じました。

ＴＡＣを選んだ理由・決め手

TACの先生の説明が分かりやすく、生き生きとして面白く、思い切って4月末TACに申し込みました。 いいタイミングでTAC総合本科生5月始まりの授業に間に合った為、5月から通関の勉強を始めました。

効果的な学習方法

はじめ講義の段階では、「関税法」の内容はすでに終わりましたので、すごく焦ってました。「関税定率法」の学校講義を受けながら、自習でWebフォローを見て、「関税法」を学習しました。毎週日曜日の講義終了後、当日先生が授業でチェックした内容を必ず復習することです。5月から7月ぐらい、学校講義の進行状況を追って、毎回ミニテストある為、普段からいい点数を取れるようにしっかり復習をすることが大事だと思います。平日は1日約3時間の勉強に集中して、必要がない社交を断って、ダラダラ見るだけではなく、頭に入るように専念しました。「関税法等」と「通関業法」について、法令等趣旨から内容まで理解することです。類似法令や条約等を表にして比べることで、疑問を思う部分や理解できない部分は，リストにまとめて、次回の講義や質問メールで先生に聞いて，必ず理解するようにしました。「通関実務」については7月から時間配分は多めにして、TACの教材の問題を繰り返し解いて、毎日「貨物分類暗記ノート」を目を通すようにしました。

受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

三科目の中で最も苦労したのは関税評価の計算問題と申告書問題です。TACの計算問題テキストを10回以上、申告書テキストを4回以上を通すようにしました。残りの1か月は8割の時間で通関実務の勉強に集中し、苦手分野を毎日コツコツ、早めに克服するようにしました。

仕事や大学などの講義と通関士試験勉強の両立法

自分なりの両立法は、計画することです。毎日、毎週、毎月のスケジュールを作成して、実際の状況を見ながら、調整して、自分なりの勉強方法を見つけます。学習の段階により毎日最低の勉強時間を決め、常にテキストを持ち歩き，通勤時間、お昼の時間等を全てスケジュールに入れ、利用しました。

ＴＡＣを受講して良かった点

講師の星野先生です。 外国人の私は初学で、日本語の言葉、法律文章に対してかなり不安でしたが、星野先生が親切に丁寧に分かりやすい言葉で何度でも説明していただきました。先生の学習アドバイスとエールのおかけで、段々と不安を解消でき、本番前には自信を持つことができました。
教材については、①コンパクトなサイズで、持ちやすく、仕事等出かける時、常に持ち歩きできます。②テキスト中身のデザインはシンプルで、アンダーライン等しやすく、自分の学習状況、習慣により、チェックすることができます。③テキストの中、申告書対策、計算対策テキスト等は、先生が難しい問題で出題され、最初はかなり苦労しましたが、何回か解き直したことにより、実務の力をつけることができ、答練と模擬試験、本番試験まで、少しずつ余裕を持つことができました。
オンラインホームルームでの語呂合わせ等面白かったです。その時期の勉強方法、アドバイスを頂き、大変参考になりました。

直前答練・全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

本番試験前の知識・実力確認となり、弱点を見つけることができました。間違ったところを復習して、知識を整理することによって、実力を伸ばすことができると思います。

オプション講座を受講してよかった点

オプション講座はすべて受けました。語群選択や重要ポイント講義は全体な基礎知識のまとめになり、いいタイミングで法律知識を整理することができました。通関実務解法ﾃｸﾆｯｸは本番問題の練習になり、本番試験の時間配分等を習得することができました。

これから受講する方への応援メッセージ

通関士試験は難易度の高い試験と言われますが、集中してしっかり勉強すれば、短期間でも合格できる試験だと思います。 興味があれば、まずチャレンジすることです。合格できなくても後悔ないように覚悟して、自分なりの勉強方法を見つけ、全力で頑張れば、絶対自信に繋がります。

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