通関士講座 合格体験記｜I・Dさん

I・Dさん

通関士を目指したきっかけ

国際物流業界に入って数年経ち通関部署に配属となりました。通関の仕事をする以上この資格は取らなければと考えたためです。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

実は業界に入る直前に記念受験的に受けましたが、その際は内容が殆ど理解できませんでした。そこで2回目に受ける際は指導して貰いながら進めることが良いと考えたためです。

ＴＡＣを選んだ理由・決め手

通学講座がある・関西地区に教室がある予備校で絞っていく形を取りました。後はフォロー制度が充実していたことも決め手となりました。

効果的な学習方法

インプット学習では土曜に講義を受けた後、その日又は日曜には教科書範囲を見直し、その後Webフォローを閲覧していました。Webフォロー小貫先生のコミカルな講義で全体の概要を掴み、教室講座井下先生の丁寧な講義で細部の理解を深めました。この際に書き込んだテキストを本番まで繰り返し読み込んでいました。
アウトプット学習では学習進度と共にスピードマスターを解いて問題に慣れ、学習終了と共に過去問演習に入っていきました。ただ、通関実務に関しては授業と同時並行で過去問を解く必要があり学習時間の捻出に悩まされました。1試験を行うにも時間が足りないので、ジャンルごと(輸出申告・輸入申告・貨物分類・原産地・計算など)の問題を複数年分一度に解くことで効率よく進めました。

受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

仕事・勉強含め1日の殆どを通関に費やしていることに息苦しさを感じ、燃え尽き症候群になりかけた時期がありました。しかし、教室に通われている方の熱意に励まされ停滞期を乗り越えられました。

仕事や大学などの講義と通関士試験勉強の両立法

平日は時間も取りにくいため直前期まではインプット学習(教科書、貨物分類)に留めていました。その代わり休日はテスト並びにテスト復習に時間をかけアウトプットを意識しました。

ＴＡＣを受講して良かった点

【講師】
教室講義の井下先生は各トピックの事項を細かく説明いただき内容理解を深めることが出来ました。Webフォローの小貫先生は各事項の印象をコミカルに語っていただき内容理解の助けとなりました。
【教材】
テキストは全網羅的な他書籍と比べてコンパクトにまとまっており、理解しやすいと共に持ち運びにも便利でした。スピードマスターも一問一答形式は過去問集に比べても気軽に出来る面が大きかったと思います。
【オンラインホームルーム】

【チューター制度】
チューターさん滞在時は毎回お話を聞いていました。Webフォローの活用や直前期の学習方法などチューターさんのアドバイスから取り入れたことも多いです。また、心構えやストレス解消法などメンタル面のアドバイスも支えになりました。

直前答練・全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

過去問含めて受けた試験の中で一番と言っていいほどの難易度だったと思います。だからこそ間違えた箇所は理解が足りないと要点復習でき、正解した箇所も全部切れているか(正解・不正解箇所以外も理解しているか)を復習できました。

オプション講座を受講してよかった点

①通関実務解法テクニック講座については、問題に対する取り組み方(時間配分をどうするか・問題のどの部分に着目するか)を学べました。
②語群選択予想+関税法難問講座については、通関実務にかかりきりで疎かになっていた関税法の良い復習機会となりました。

これから受講する方への応援メッセージ

TACの講座・テキストに繰り返し取り組んでいると理解が出来てくると思います。肝心は気持ちが切れそうになった時、どう乗り越えるかです。勉強で積み重ねた自信・周囲の人の励まし・自分の趣味での休息、全てを支えにしてください。