二級建築士試験 合格者座談会

今年も開催しました!(2024年1月開催)

TACを使って見事合格された3名の方をお招きし、合格までのそれぞれのストーリーをお話しいただきました。【2023年実施試験 合格者】

二級建築士 合格者座談会 参加者

(左から)
中野 拓朗(なかの たくろう)さん(二級総合学科本科生/二級総合設計製図本科生)
会田 敦史(あいた あつし)さん(二級学科本科生/二級設計製図本科生)
岡部 正昭(おかべ まさあき)講師
田掾 達也(たえん たつや)さん(二級設計製図本科生)

1.二級建築士を目指した理由

 

──(岡部) みなさん、合格おめでとうございます。最初に二級建築士を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

田掾 私は、父の建築設計事務所を継ぐために二級建築士をめざしました。今は建築知識のある営業職としてビルシステム会社で経験を積んでいますが、二級建築士の知識が早速役立っています。

会田 住宅WEBメディアの会社を経営しており、メディアとしての信用力を高めるために二級建築士の取得を決めました。また、2年前に大工の弟と工務店経営を始めたことも理由の一つです。

中野 一級建築士を目指すために、二級建築士からスタートしました。インテリアや空間デザインなどのデザイナー職として、建築に関わる機会が多くなり、自ら高い専門知識を蓄えればクライアントに信頼していただけると考えました。

2.TACを選んだ理由―—「仕事との両立可能!コンパクトなカリキュラムと教材、適正量の課題が魅力」

 

──(岡部) 受験にあたって、数ある資格学校の中でTACを選んだ理由、受講した感想を教えてください。

田掾 以前に他のスクールに通った際に予習型のカリキュラムに苦労したことから、TACの復習型が自分には合っていると感じ、TACを選びました。リーズナブルな価格で教務スタッフ等のモチベーターが付かない点も、私には合っていました。

会田 日中はほぼ休みもなく仕事をしているので、たくさんの教材・課題を与えられるより、ある程度ポイントを抑えてくれて後は自分でコントロールできる環境を用意してくれるTACが向いていると考え選びました。
結果として、学科も製図もストレート合格できたので、TACはカリキュラムも教材もコンパクトながら十分な内容であり、課題も適正量だったのだと思います。

中野 私も仕事で時間が制限されてしまうので、他のスクールのスケジュールでは厳しいと思いTACに来ました。TACではないスクールも検討しましたが、Webフォローが付いているTACにしたいと考え選びました。岡部先生の講義をWebで倍速で聞けるのはとても有効でした。

3.学科対策について――「TACのカリキュラムに忠実に従い、いわれたことだけをしっかりやること」

 

──(岡部) 学科試験ではどのような苦労がありましたか。お勧めの勉強方法や工夫した点を教えてください。

会田 勉強時間をどう捻出するかが一番難しかったので、ひたすら隙間時間を作る工夫をしていました。後はとにかくTACのカリキュラムに忠実に従い、いわれたことだけをしっかりやりました。
受験生は苦手科目をどう克服するかを考えると思いますが、私は得意なことだけに集中して、それで合格点に到達できれば「よし」としました。極端な話「トラス」は一切見ませんでした。解ける問題を確実に理解し、25点×4科目のうち、1科目20点ずつ80点取れば十分だと考えました。

中野 学科はWebで受けたので、自分でコントロールするのが一番の課題でした。「勉強したい」という強い思いで乗り越えました。
法規が一番の難題で、特に法令集をめくるのが苦手でした。法令集のどこに何が書いてあるのか把握するために、めくる回数を増やして克服しました。二級建築士の学科は反復しかないと思います。

4.設計製図対策について――「TACの課題数は過不足なく、要点が押さえられていてちょうどいい」

──(岡部) TACの製図課題数は7つと他の大手スクールと比較すると少なめですが、受講していかがでしたか。

田掾 他のスクールはどこも膨大な量の課題を出してきますが、全部こなせるわけではありません。前回は他のスクールへ通いましたが残念な結果となり、今回TACを受けてみて、課題数は過不足なく、要点は押さえられていてちょうどいいと感じました。
何より今回TACの課題はドンピシャで、TACで課題を全部やった人は8~9割できる構成でした。みんな今回の試験はもらったなと思ったはずです。私は100%できました。

──(岡部) 過去の試験に○○併用の専用住宅といったお題はたくさん出題されています。今回は「専用住宅(木造)」のみで○○併用のお題がありませんでした。そこで過去の課題を洗い出してみたら予想される出題ポイントが限られていることが分かりましたので、各課題にバランスよく全部の要素を入れてみたのです。案の定本試験はそれらの組み合わせでした。

中野 木造含めて本格的な図面は書いたことがありませんでした。しかも前年は直前にコロナにかかってしまい、最後2週間の追い込みができずに不合格になりました。今年は2回目だからこそいろいろな気付きがありました。1回目は焦って木造の詳細まで気がつけなかったのに対して、今回は一つひとつきちんと書けている実感がありました。抜け漏れがないように配慮することもできました。
TACでは、製図の綺麗さだけを見てよしとするのではなく、内容との整合性や、製図の詳細に至るまでしっかり見てくれる点が大変ありがたかったです。

会田 TACの講義では、「みんなで合格しようね」とチーム感を持たせてくれました。受験生同士がお互いにチェックバックし合う環境をつくってくれたことも、モチベーションアップにつながりました。
私は初めての製図だったので、最初の1ヵ月はまったくキャッチアップできず他の人の3倍時間がかかっていました。「お盆までがんばれば、できるようになる」という講師の言葉通り、ラスト3週間でエスキスは応用版までできる余裕が生まれました。諦めずにやり続けて本当に良かったと思います。特に「矩計」は描くことが初めてだったので、追い込みの2週間、「矩計」は毎日描いていました。おかげで最初100分かかっていたのが、最後は30分くらいで描けるようになりました。

──(岡部) 皆さんお仕事で製図をされていなくとも、きちんと合格されたことは教える立場としても非常にうれしいですね。

5.今後の目標

 

──(岡部) 合格してから心境や仕事に変化はありましたか。

会田 資格取得のために受験勉強する経営者は周りにはあまりいないので、合格できたことで「やると決めたら本当にやり抜く人間だ」と周囲から言ってもらえました。今後は工務店業、住宅Webメディアでの発信にも資格を活かしていきます。

中野 上司が合格を非常に喜んでくれました。一級建築士も挑戦しようと思っています。

田掾 合格してよかったことは3つあって、1つ目は自分に自信が持てました。今回の成功体験が今後の人生に役立つと思います。2つ目にさっそく仕事で役立つ場面が出てきました。建物の大規模増築をする際に「建築士さん、この場合エレベーターはどうなりますか」と聞かれ、法令集を見てすぐ答えられました。3つ目は、人生100年時代を踏まえ、これまでの営業職×何かの組み合わせを考えたとき、建築士があれば多様な軸で展開できることです。自分の人生についてより考えるきっかけになりました。

6.これから受験される方へのアドバイス

 

──(岡部) これから二級建築士をめざす後輩に向けて、一言ずつアドバイスをお願いします。

田掾 TACはどの講義も押しつけがましくなく、それでいてこちらからの質問には必ず適確なリターンをくれます。この充実したサポート体制と復習型の講座で合格をめざしてください。

中野 TACは講師が全員、とても親身に寄り添ってくれるところが一番良かったと思います。自分に合った学校を選ぶことは非常に大切です。資格取得は強制されるものでないと思っているので、のびのびと学習できる環境が大切だと考えています。

会田 TACの最大の魅力は、何といっても仕事と勉強の両立が可能なバランスの取れたカリキュラムです。そして仕事と勉強のバランスを取ろうとするなら、仕事こそがんばってください。何のための資格取得なのか、目的意識をはっきり持つと勉強にも集中できるようになります。応援しています。

──(岡部) 二級建築士試験は、「やれば通るが、やらなければ通らない試験」です。合格者の皆さんの体験とアドバイスを参考に、これから二級建築士を目指す方はぜひがんばってくださいね。必ず人生にプラスになりますよ。皆さん、本当におめでとうございます!

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