一級建築士試験 合格者座談会
今年も開催しました!(2024年1月開催)

TACを使って見事合格された5名の方をお招きし、合格までのそれぞれのストーリーをお話しいただきました。【2023年実施試験 合格者】

一級建築士 合格者座談会 参加者

(左から)
清田 和歳(せいた かずとし)講師
原 好佑(はら こうすけ)さん(一級総合設計製図本科生)
砂子澤 遊(いさござわ ゆう)さん(一級総合設計製図本科生)
伊佐 一馬(いさ かずま)さん(一級設計製図本科生)
玉置 勇(たまおき いさむ)さん(一級総合設計製図本科生)
柿木 悠(かきのき ゆう)さん(一級総合設計製図本科生)
井澤 真悟(いざわ しんご)講師

1.一級建築士を目指した理由

 

──(井澤) 皆さん、合格おめでとうございます。まずは一級建築士を目指した経緯を教えてください。

砂子澤 電気設計業務に従事する中で、まちづくりに興味を持ったことからデベロッパーに転職しました。社内では皆当り前のように持っている一級建築士を取得することで、私も社内への説得力をつけたいと思いました。

伊佐 デベロッパーとして、設計事務所、ゼネコンなどのプロフェッショナルの方々と仕事をする中で必要となる専門知識を身につけるため、かつ自分に自信を持つために一級建築士を取得しようと決めました。

 幼い頃から工作やモノづくりが好きで設計職に就きました。一級建築士は設計職に必須の資格なので取得をめざしました。

柿木 電気設備業に関わる中で、電験三種、建築設備士は取得していました。2020年の建築士法改正により、建築設備士を持っていれば一級建築士が受験できるようになりましたので、取得を考えました。

玉置 1級建築施工管理技士、監理技術者を取得して現場代理人を務めています。建築に携わる人間として、自分の知識を深めるために一級建築士をめざしました。

2.学科対策について――「TACは“徹底復習型”!合格の秘訣は、復習・過去問理解にあり」

 

──(井澤) 学科試験で自分なりに工夫した勉強法や苦手科目の克服方法には、どのようなものがありましたか。

砂子澤 4歳の息子がいるので妻に家事をサポートしてもらいながら、平日は寝かしつけた後の23時から2時間、休日は8時間の勉強時間を確保しました。構造力学は電気学科でも学びますが、計画はまったく未経験で苦手意識がありました。
それでも一発合格できた秘訣は「学科試験は復習量」、これに徹したことに尽きると思います。TACの授業を受けた翌日はひたすら講義録・講義ノートを復習し、理解・インプットができてから、8割解けるレベルまでひたすら過去問を解くようにしました。

伊佐 私は早めに苦手分野を克服することに時間を割きました。隙間時間はひたすら過去問のアプリを解きました。アプリはモチベーションアップにかなり役立ちました。帰宅後や休日は机に向かってテキストで理解を深めるようにしていました。

 苦手科目については、1ヵ月ごとに復習・克服する重点科目を決め、毎日必ず最初にその科目を勉強しました。モチベーションが上がってきたら、他の科目を勉強して、必ず毎日全科目やるようにしました。
TACの直前対策は特に覚えたい箇所、ミスしやすい箇所を重点的にチェックでき、終盤の得点力アップにつながりました。どうしても覚えられない論点は「井澤式比較暗記法・実例暗記法(TAC建築士講師室ブログ)」も活用していました。

柿木 私は法規と構造で合計50点をめざしました。前半は法規と構造を中心に勉強を進め、計画などは日ごろから建築に興味を持つようにして知識を深めました。計画の建築作品が一番苦手でしたので、過去問に絞って問題を丸暗記して克服しました。
また、学科の時から製図を意識した法規の学習をしておくと、製図対策だけではカバーしきれない出題にも対応できて製図でも役立つので意識しておくとよいと思います。
直前期は「今自分が抱えている仕事のタスクと一級建築士試験、これからの人生においてどちらが大事なのか」を自問自答しました。そして人にお願いできる仕事はお願いし、試験後に回せるタスクは後回しにして、とにかく試験だけに集中しました。

──(井澤) 法規と構造で最低45点、目標50点を取る。これは学科試験の鉄則ですね。

玉置 学科はとにかく法規が苦手でした。問題集は正答肢だけでなくすべての選択肢を法令集で確認しました。一方、法規の本試験は時間との戦いです。本番ですべての選択肢を調べている時間はありませんので、法令集を見ないで解く練習、理解して覚えることも欠かせませんでした。

柿木 私は学科対策は他のスクールに通っていましたが、その時から「TACの法令集が反則級に分かりやすい!」と噂になっていましたね。

──(井澤) TACの法令集は、受験生の目線に立って関連事項などの脚注を充実させていることが受験生から評価されているようです。どの法令集にも負けない自信があります!

3.設計製図対策について――「コスパ、合格カリキュラム、信頼できる講師陣!どれも引けをとらない講座です」

 

──(清田) まずは、設計製図試験の学習の場としてTACを選んだ理由を教えてください。

砂子澤 学科対策からTACを利用していたので、学科とのセット割引が魅力でした。

伊佐 私もコスパ重視でTACを選びました。それと、設計製図の無料体験入学に参加して価格が安くてもこれなら十分な内容だ!と感じました。

 私も学科対策からTACを利用した流れで、そのまま設計製図も受講しました。 TACの設計製図の講座は、学習計画を明確に出している点が他のスクールとは違うよさだと思いました。毎月、毎週何をやるのか、宿題の内容までカリキュラムで決まっていたので、コンスタントにこなしていけたところが今回の合格の決め手になったと感じています。また、欠席した時や復習の時に「Webフォロー」で講義動画を何度も視聴できること、他の校舎のクラスに出席できる振替受講は、忙しい自分にとってかなり役に立ちましたね。

柿木 他のスクールで勉強したときは2回不合格になってしまい、3回目どうするかを検討していた際に、TAC早期対策講座の無料オンラインセミナーに参加したところ、「合否のポイント」や「学習の進め方」、「試験に必要なテクニック」の説明に非常に共感を覚え、翌日すぐにセミナーに登壇された先生のいる校舎に申し込みました。

玉置 私も他のスクールで勉強して不合格になったので、環境を変えたくてTACに申し込みました。TACは特に講師がいいと感じました。ひとりひとりを合格に導く熱意と親身に指導する姿勢が伝わってきて、良い先生に巡り合えて本当に良かったというのが今の素直な気持ちです。

4.TACの課題について(設計製図)――「TACの課題数は決して少なくなく、最適な課題数です」

 

──(清田) TACは他のスクールよりも課題数が少ないと言われますが、受講した感想はいかがですか。勉強中のエピソードなども教えてください。

伊佐 課題のボリュームは非常に適切でした。多すぎて課題をこなすことに追われることもなく、きっちり復習時間も取れたので、自分の苦手部分に時間を割けて非常に良かったと思います。また、私は同時放映クラス(他の教室で行われている講義を同時放映で受けるスタイル※新宿校のみ)だったのですが、正直なところ、始まる前までは「本当に大丈夫かな・・・」と不安に思っていました。でも実際に講義が始まると、目の前で講義をしているのとなんら変わらずに、集中して受講できましたし、なんのハンデもありませんでした。

砂子澤 私はこれまで製図はやったことがなかったので、とにかくエスキスをして慣れようと120回くらい解きました。図面も40枚ほど描いて同じ課題を繰り返し、できなかった部分をつぶしていくようなやり方をしました。TACは、講師の添削のチェックバックが非常に細かくて、私の癖まで把握した上で必要なことを指摘してくれました。講師も教材も、どちらのクオリティも非常に高かったと感じました。

柿木 私はTACに来る前は他大手スクールに通っていましたが、確かにTACは講義時間、課題数は少なめですが、この内容で十分に合格に必要な力が身に付いたと感じています。比較して特に良かったのは、宿題課題を提出したその日のうちに添削をして返却してくれたことです!毎回疑問を持ち越さずに、その日のうちに解決できて、学習効果が非常に高かったと思います。

5.今後の展望

 

──(清田) 「事務所を持ちたい」、「やってみたい仕事がある」・・・今後いろいろな展望が開けると思います。皆さん、どのようなビジョンを持っていますか。

砂子澤 私は建築・設備の両方をやりたくて転職しました。一級建築士を取得したので、どちらの業務も自信を持ってやっていきたいと考えています。

伊佐 一級建築士取得によって、日々の業務の中で自信を持ったやり取りができるようになればと思っています。

 一級建築士の資格を勉強してきた中で役立つことがたくさんあったので、今後の設計の仕事の中で勉強の仕方や考え方、プロセスで得た知識を活かしていきたいと思います。

柿木 まずは実務経験をしっかり積んで、5年後、「設備設計一級建築士」を目指したいと考えています。合格まで社内の方々にかなりバックアップしてもらったので、今年は一生懸命仕事に励んで恩返しをしたいです。また一級建築士の受験勉強で学んだエスキスのノウハウ、試験のテクニックを、何らかの形で受験生にお伝えしたいですね。

玉置 私は一級建築士という資格に名前負けしないようにがんばりたいです(笑)。

6.これから受験する方へのアドバイス――「“最後のチェック時間を確保すること”が合格の絶対条件」

 

──(清田) 最後に、一級建築士合格をめざす後輩にアドバイスをお願いします。

砂子澤 ひたすら勉強時間を増やし、気合いで走り抜けてください!

伊佐 私は、周囲に「一級建築士に合格する」と宣言して、自分のモチベーションを上げていました。苦手な部分は反復することで、最終的には自信を持って試験に臨めるようになりますので諦めないでください!

 大事なのは試験に合格すること、試験当日にその場にいること、そこで正解することです。そのために何をすればよいか見通しをたてて、がんばってください。

柿木 昨年までの失敗の要因は、今まで学習経験のない条件が出題されて冷静さを失い、チェック漏れや、読み取りミスを起こしてしまったことです。今年は、TACの講座で初出題部分について触れてくれていたので冷静に対応することができました。試験には初出題の条件も出題されるとあらかじめわかっていれば、それほど慌てることなく対処できると思います。焦らずに頑張ってください!

玉置 課題文を良く読んで読み落としや読み間違いなく、きちんと理解することが一番重要なので、最初の30分の読み取りが合否を分ける鍵です。最終チェックもとても大事なので、30~40分のチェック時間を確保できるタイムマネジメントができれば合格は目の前です。

──(清田) 最後のチェックは合格の絶対条件ですね!貴重なお話しをありがとうございました。

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