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#526 試験本番は肉体競技です（番外編）
シリーズ番外編として、「スクワット」運動の効能を紹介しましょう。以下はあくまで草龍の個人的意見です。
スクワットは、しゃがんだり立ったりする運動です。下半身の大きな筋力（大腿四頭筋・大臀筋・ハムストリングス）を使います。しかしそれだけでなく、体幹の腹筋・背筋なども動かす全身運動でもあるのです。
全身の大きな筋肉たちが動くので、大量のカロリーを使うことができます。また、筋力や筋持久力が向上します。そして、体幹の強化・バランス感覚の改善・姿勢の改善などの効果も期待できます。
資格試験に挑む社会人受験生のみなさんにとって、スクワットの効用はどんなものがあると思いますか？けっこうあるんですよ。
1. ストレス軽減
草龍的には、この効果がいちばん大きいです。スクワット（などの大きな筋肉の運動）は、ストレスホルモン「コルチゾール」の分泌を抑制し、気分をリフレッシュする効果があります。ときどき椅子から立ち上がってスクワットをすると、その後机に向かいながら気分がよくなったりします。受験期間は特にストレスが高まりがちなので、この効果は非常に有用です。
2. 集中力向上
これも効果が大きいです。脳への血流を増やし、脳内の神経伝達物質のバランスを調整する効果があるといわれます。これにより、集中力だけでなく記憶力が向上する可能性がある。試験本番中も、スクワットできるものならしたいくらいです。
3. 睡眠の質向上
適度な運動による適度な疲労は、深い睡眠を促します。そうすると翌日の学習効果が向上し、パフォーマンスも改善します。
4. 健康維持
長時間座ったまま勉強すると、血行不良や肩こり、腰痛などが生じる可能性があります。スクワットは、これらを防ぐのにも役立ちます。
5. エネルギー向上
血液の循環が良くなり、全身に酸素と栄養が運ばれ、エネルギーレベルが上がります。とくに、脳がたくさんエネルギーを使えるようになるためにも有効と考えられます。
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スクワットは受験生が身体的・精神的健康を維持し、最高のパフォーマンスを発揮するための手段となりうるのです。もちろん試験対策のみならず、お仕事のパフォーマンス改善や、健康増進にも効果があると草龍は信じています。
ただし、過度な運動は逆に体調を崩す可能性もあるため、ご自分の適度な量を心がけましょう。人と比べるのはダメ絶対です。また持病や基礎疾患、ケガなどがある方は必ず医師に相談してください。
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どのようにスクワットを習慣化するか？以下はあくまで草龍個人のやり方です。これを参考に各自でご調整くださいね。
草龍は、おもに3つのバリエーションでスクワットを行っています。バリエーションがあると、体の色々な部分に刺激を加えることができるからです。
1､ 普通
肩幅に足を開いてひざを90度ちかくまで曲げる。モモが太くなるのは避けたいので、太ももの前よりも、大臀筋と股関節に意識を強く集中し、お尻でカラダを持ち上げるようにします。
2､ ゆっくり
ノーマルスクワットを一回5秒ぐらいかけてゆっくり行います。この場合はとくにお尻に意識を集中します。
3､ ワイド
肩幅の倍ぐらいに足を広げ、つま先も極力180度を目指して真横に開いて行います。これはモモの内側の「内転筋」を鍛えるのに有効です。内転筋が緩むとダラーんとガニ股になりますが、その防止にもなります。
なお草龍は膝が悪いのでやりませんが、クローズ（足を閉じて行うスクワット）を好む方もおられます。
この3種目を
起床時 ふつう10回
朝食後 ワイド20回
昼 ゆっくり10回
昼食後 ふつう10回
15時ころ ワイド20回
夕方 ふつう10回
夜、入浴前 ゆっくり10回
のように、何回かにわけてやります。
草龍はいっぺんに100回は無理なので、分割でやっています。そういう「甘い」感じなので、どうにかスクワット習慣が続いています。
草龍は、スクワット習慣のおかげで、試験勉強や日々のお仕事のパフォーマンスが本当に向上したと思っています（個人の感想ですが）。それと、最後にいいますが、ダイエットにも効果的だと思っています。
くれぐれも、そのままマネをすることなく、ご自分で絶対に無理がないように調整してくださいね。
（続く！！）
TAC USCPA講座／草野龍太郎 講師
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