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#423 人生の決断は快速で!
ラグビーの快足ウイング・福岡堅樹選手(パナソニック)。日本代表として一昨年のワールドカップで大活躍したのは記憶に新しいところです。
その福岡選手が、順天堂大学医学部を受験し、見事合格しました。
すごい!
こちらが、福岡さんの合格体験記です(医学部専門予備校YMSさん)。
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https://yms.ne.jp/results/?fbclid=IwAR2h9ah7kjpF5wl-byPfpSPU6C2E_ND6ITB6tFsubObHZxzC2v2FYx6wKZQ#interview
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「今日2/20はトップリーグ開幕の初戦で、秩父宮ラグビー場の試合直前にネットで合格を確認したんですが、正直、まだ実感がありません。
私にとって医学部合格は10年来の大きな目標で、昨年ラグビー日本代表を引退し、大きな決意をもって受験勉強に挑みました。
英進館小学部時代からの恩師神田先生には、最後の最後まで支えていただきました。
YMSの市川先生の面接対策
井上先生の英作文対策
メビオの高橋先生の複素数平面対策
英進館メビオの遠藤先生の英文読解
その他多くの先生のご指導を、試験前日まで受けることが出来ました」
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福岡さんの合格体験記で興味深いのは、「進学塾の小学部時代からの恩師」に支えてもらえた、とあることです。
(英進館さんは、九州を基盤とする進学塾です。)
小学生が親に「よい塾」に通わせてもらうのは「よい中学校」に進学するためですが、それだけでない大きな意味があります。
第一志望の中学に落ちたっていいのです。人生は長く、一生涯にわたって勉強し続けなければなりません。
その長いレースを、スタートダッシュの勢いを維持したまま逃げ切れる人は、あまりいません。
ですから!子供のときに、一流の教育に投資してもらえた人は、そのいちばんの効果は大人になってから発揮されるのです。
それは、誰にでもくる<<ヤバい、学ばなきゃ!>>って事態に直面したとき。
ホンモノの先生や教材や、学ぶための環境。それらへの投資に、躊躇(ちゅうちょ)しなくなるということ。これが最大の効果なのです。
ホントのことをホンモノの先生に教えてもらうには、お金がかかる。
お金を惜しんでニセモノをハシゴしても、時間を損したうえでフェイクを聞かされるだけ。
そこのところを、子供のころから知っていたか、それとも知らないまま中高年になってしまうか。この差は、とても大きいのです。
知っていた人は、たとえば自らの失業や市場価値暴落の危機に気づくや否や、いち早く「リカレント教育」への支出を断行できる。
会社がどうにかしてくれるのでは?(というか、わたしは自腹を切りたくない)などとクダをまいて時間を無駄にするようなことは、しない。
自分(と家族と仲間)の人生に関する決断です。
福岡選手に<<快足>>ではかないませんが、みずからの人生の決断は、福岡さんに負けず<<快速>>でいきましょう!
それにしても福岡さん、本当に素晴らしい。どの科に進まれても、素敵なお医者さんになってくださると信じて、これからも応援しています!
TAC USCPA講座/草野龍太郎講師