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2018/12/19
成功し続ける方法/第329回 (USCPA講座 草野龍太郎先生 連載コラム)
来年こそは、「やりたいこと」を始めて、それを1年間やり抜こう。
そのためにまず、今年のうちに、「やらなくていいこと」や「やめたほうがいいこと」を、スッパリやめておこう。

「やめる」を「始めよう」!
今週から!!

...という、草龍の熱い呼びかけ。
これに応える熱い賛成とともに、かならず一定の反論をいただく。

反論パターン【その2】は、
「草龍さん、そんなこと言われても、やりたいことが見つからないのです」
とおっしゃる方々。

この反論、いや「論」というか、もはや愁訴だが、これは
「私になにを言っても響きません」
と宣言しているのと同じ。
文字通り、これ以上何を言っても伝わらない。

たとえば、草龍はよくこう補足する。
・「やりたいこと」を見つけている人って、ほんとに、とっても少ないんですよ。
・そういう激レアな方の成功談をネットやビジネス本などで読むと、誤解してしまいがちです。
「あ〜〜『やりたいことをやり切る』って、寝食を忘れてのめり込めるようなコトじゃないとダメなのか〜〜」
・こう思い込んでしまうと、「自分サイズの」やりたいことを見つけるのが、とても困難になります。
・つまり、あなたが「今日からやめるべきこと」は、他でもない。
やりたいこと探しにおいて、自分と他人と比べることを、すぐやめるべきですよ。

... なんて話をするわけだが、
こういう話を差し上げたところで
「何を言われても響きません」
とおっしゃる方には何も伝わらない。
断熱されているのだから、伝導しようがないのだ。

草龍はこういう方々にはけっして無理を勧めないし、こういう方々のベースにはけっして乗りません。

というのも、古くから言われている通り
「馬を水辺まで連れて行くことはできても、馬に水を飲めと強要することはできない」
からです。

本当にはなっから聞く耳を持たないなら、わざわざ草龍に反論なさらない(ていうか、甘えてこない)わけです。
つまりその方は、すでに「水辺」までは自力で辿り着いているってこと。
あと一歩のところまで来ている。
それを、ここで下手な親切心から「水を飲ませる」ようなことを申し上げると、その方は水辺から引いてしまいます。

だから【反論パターン2】の方に対しては、あえて余計なことは申し上げない。
それが一番のヘルプになると確信しています。
読者のみなさんには【反論パターン2】愁訴タイプの方は少ないでしょうから、以上の話は蛇足でしたね。

「やめる」を今から始める。
「やりたいこと探し」で他人と比べることを、絶対にやめる。

まだあと10日あります。
2018年を、やめるを始めて締めくくり、いい一年にしましょう。
終わりよければすべてよし、です!
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